岸辺露伴は動かない 懺悔室
OVERVIEW 概要
荒木飛呂彦さんの原作漫画を元に、高橋一生さんが主演する実写シリーズ「岸辺露伴は動かない」。2020年にNHKの特集ドラマとしてスタート。ドラマを9本、劇場用映画を2本、これまでに作ってきました。
最新作・映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、イタリア・ヴェネツィアが物語の舞台です。
最新作・映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、イタリア・ヴェネツィアが物語の舞台です。
ISSUE 課題
原作の「懺悔室」は、荒木飛呂彦さんが漫画「岸辺露伴は動かない」シリーズを始めることになった記念すべき最初のエピソードですが、本格的なイタリア・ロケは容易ではなく、ドラマ化を企画した当初(2018年)からずっと手付かずでした。
前作『岸辺露伴ルーヴルへ行く』の公開後、制作チームも実績を積んで、手応えを感じていたことから、満を持して企画検討を開始。しかし時代は急速な円安に突入。限りある原資で全編海外撮影を実現できるのか、大きな壁でした。
前作『岸辺露伴ルーヴルへ行く』の公開後、制作チームも実績を積んで、手応えを感じていたことから、満を持して企画検討を開始。しかし時代は急速な円安に突入。限りある原資で全編海外撮影を実現できるのか、大きな壁でした。
SOLUTION 解決策
そこで注目したのは、イタリアの映像産業振興を目的にした様々な施策です。その1つTax Credit(税額控除)は、イタリア国内で発生した費用の一部が、イタリア文化省に申請すると外国の製作者に戻ってくる制度です。
イタリアの制作会社m&m mediaservicesを通じて、現地の映画制作スタッフを手配。ハリウッド作品にも携わりこの制度を何度も利用しているラインプロデューサーを中心に、税額控除の制度に精通したコンサルティング会社、不備のない書類を整え申請をするために専門の税理士を雇い、万全の体制を整えました。結果、国内で調達した資金より多くの予算を使うことが可能となりました。
イタリアの制作会社m&m mediaservicesを通じて、現地の映画制作スタッフを手配。ハリウッド作品にも携わりこの制度を何度も利用しているラインプロデューサーを中心に、税額控除の制度に精通したコンサルティング会社、不備のない書類を整え申請をするために専門の税理士を雇い、万全の体制を整えました。結果、国内で調達した資金より多くの予算を使うことが可能となりました。
CREATIVE 制作物
映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、邦画史上初となる全編ヴェネツィア撮影を実現。ナポレオンが“ヨーロッパで最も美しい広場”と称したサン・マルコ広場を筆頭に、サン・ロッコ教会、プンタ・デラ・ドガーナ、バルバリーゴ・ミノット宮殿、パロッツォ・ダ・モスト、サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ広場など、ヴェネツィアの名所を記録した映画となりました。
RESULT 成果
2025年5月23日に公開。セットやCGではない、本物のヴェネツィアの街や歴史的建造物を収めた臨場感ある映像は作品の奥行きや深みを増すことになり、邦画実写としては第1位という好スタートとなり、前作に続いてのヒット作となりました。
STAFF スタッフ
- 出演
- 高橋一生
飯豊まりえ
玉城ティナ
戸次重幸
大東駿介
井浦新 - 原作
- 荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない 懺悔室」(集英社ジャンプ コミックス刊)
- 監督
- 渡辺一貴
- 脚本
- 小林靖子
- 音楽
- 菊地成孔/新音楽制作工房
- 人物デザイン監修・衣裳デザイン
- 柘植伊佐夫
- 製作
- 『岸辺露伴は動かない 懺悔室』 製作委員会
- 制作プロダクション
- NHKエンタープライズ、P.I.C.S.
- 配給
- アスミック・エース