「放送90年 大河ファンタジー『精霊の守り人』」 国際映像コンテンツ見本市MIPTVで4Kプレミア上映決定

当社が制作し、NHK総合テレビで3月19日(土)から放送中の「放送90年 大河ファンタジー『精霊の守り人』」の4K版が、フランスのカンヌで4月に開催される世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPTV」で、「4Kワールド・プレミア上映」されます。
「ワールド・プレミア上映」は未発表の大型企画が選定・上映されるもので、アジアのコンテンツの上映はこれまでにありません。今回主催者から要望もあり、まだ公開されていない4K版『精霊の守り人』が「4Kワールド・プレミア」として世界初お目見えします。上映は、4月4日(月、現地時間)、カンヌのGrand Hyatt Hotel Martinezで行われ、呪術師トロガイ役で出演の高島礼子さん、制作統括の海辺潔(当社エグゼクティブ・プロデューサー)、演出の片岡敬司(当社エグゼクティブ・ディレクター)が登壇、スピーチする予定です。

MIPについて

「精霊の守り人」

フランス・カンヌで、春と秋に開催される世界最大級の映像コンテンツ見本市。約100の国と地域から1万人を越える放送・通信の業界関係者が参加し、番組情報の交換や売買が行われます。春(4月)に開催されるのがMIPTV、秋(10月)にはMIPCOMが開催され、NHKエンタープライズも例年NHKとともにブースを出展しています。

MIPTV 2016 会期:2016年4月4日~7日
公式サイト:http://www.miptv.com/
主催:Reed MIDEM

「放送90年 大河ファンタジー『精霊の守り人』」について

原作は、「児童文学のノーベル賞」と称される国際アンデルセン賞を受賞した上橋菜穂子さん。1996年刊行の『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ全12巻のファンタジー大作で、日本以外に世界7か国語に翻訳されています。
ドラマでは、精霊の卵を宿したために帝から命を狙われる幼い王子チャグムを、女用心棒バルサが守りながら旅をし、やがて君主となるチャグムを成長させていく様を壮大なスケールで描きます。手に汗握るアクション、高品質なVFX、日本やアジア的な美を前面に出した映像美を4Kを駆使して描き、今年から3年間、全22回にわたってNHK総合テレビで放送されます。
【原作】上橋菜穂子
【脚本】大森寿美男
【音楽】佐藤直紀
【出演】綾瀬はるか 東出昌大 木村文乃 林遣都 吹越満 小林颯/吉川晃司 高島礼子 平幹二朗 藤原竜也ほか