ミュージカル「DNA-SHARAKU」

ミュージカル「DNA-SHARAKU」より

コンセプト

2015年に創立30周年を迎えた当社の記念事業として開催した、オリジナルミュージカル。コンテンツ創造に携わり続ける当社の記念事業にふさわしく、「創造する心の大切さ」をテーマに据えました。
人工知能が支配するであろう未来、現代、そして過去といくつもの時代を舞台と、私たちが持つ「創造する心」が否定された近未来で、魅力あふれる登場人物たちが「創造する心」を取り戻そうと奮起する物語です。
当社が得意とするプロジェクションマッピングなどの映像技法も駆使し、これまでにない舞台空間を描き出そうと試みた、SF歴史スペクタクルミュージカルです。

ストーリー

2116年、人工知能が支配する日本。そこでは「創造する心」が否定されていた。
感情の高ぶりは、同時に争いも生み出す恐れがあるため、社会を不安定にさせるーー 人工知能はそう判断し、「創造する心」を忌み嫌っていたのだ。
人工知能の判断に従って、未来政府は日本人の持つ豊かな「創造する心」を根絶やしにするため、タイムとラベルで過去に遡り、歴史上の優れた芸術家や文化人など、強い「創造する心」を持つ人物を2116年に連行し、彼らの「創造する心」を破壊する行為を繰り返していた。
そんな中、人工知能が必死に探していたアーティストがいた。その名は東洲斎写楽。江戸・寛政年間に、活動わずか10か月で歴史の闇に消えた謎の天才浮世絵師である。
写楽を探そうとする人工知能は、二人の青年を追っ手として選び出す。1793年に送り込まれた二人。そこで彼らが出会ったのは、幕府の出版統制や文化弾圧と戦いながらも「面白いこと」を追求する江戸の人々だった。やがて二人は「創造する心」を守るため、未来政府と戦うことを決意する。
時空を超えた冒険の最後に、彼らが出会う未来とは……。

出演

ナオト・インティライミ、小関裕太(W主演)
新妻聖子、坂元健児、田野優花(AKB48)、ミッツ・マングローブ
藤岡正明、Spi、大野幸人、Miz
朝海ひかる、中川晃教、イッセー尾形
ほか

原案

冲方丁

演出・脚本・作詞

小林香

音楽

井上ヨシマサ

映像

齋藤精一

開催概要

名称 ミュージカル「DNA-SHARAKU」
主催・企画・製作 NHKエンタープライズ

(大阪・福岡公演はサンライズプロモーション東京が主催)

協賛 レイ(技術協賛)

クリスティ・デジタル・システムズ日本支社(機材協賛)

制作 クオーレ

プエルタ・デル・ソル(制作・宣伝協力)

会期 【東京】 2016年1月10日(日)~24日(日)
【大阪】 2016年1月28日(木)~31日(日)
【福岡】 2016年2月6日(土)~7日(日)
会場 【東京】 新国立劇場 中劇場
【大阪】 シアターBRAVA!
【福岡】 キャナルシティ劇場
放送 NHK BSプレミアム 2016年2月22日(月)0:00~2:40

作品より

DNA-SHARAKU舞台写真

DNA-SHARAKU舞台写真

DNA-SHARAKU舞台写真

DNA-SHARAKU舞台写真

DNA-SHARAKU舞台写真

DNA-SHARAKU舞台写真

撮影:引地信彦