インクルーシブ社会を目指し
4つの手話CGサービスを実現!
手話CGアバターを使って、情報のバリアフリー化を始めましょう
KIKIが「東京2025デフリンピック応援アンバサダー」に就任し活躍中です。
手話CGアバターを使って、情報のバリアフリー化を始めましょう
Service 01
手話は、手や腕の動きだけで表現する言語ではありません。顔の表情や体の動き、そして空間を広く使って表現します。そこで人と近しいデザインのデジタルヒューマンKIKIを開発し、豊かで精度の高い手話表現を実現しました。
KIKIは聴覚障がい者と健聴者の世界をつなぐシンボルを目指しています。これまで東京2025デフリンピックの公式アンバサダーや自治体の「手話言語条例」のイメージキャラクターに任命されました。
映像やサイネージ、ホームページや展示物など、幅広い用途でご活用ください。
※リアルタイム動画生成には現時点で対応していないため、事前にテキストをいただき、後日納品となります。
私には三つ歳の離れた兄がいます。兄は小さい頃、病気で聴覚を失いました。
兄はひどく落ち込み、コミュニケーションが取りづらくなったことでよくケンカもしちゃった。
兄は友達に恵まれて明るくなり、10代の頃にはよくパーティーに出かけてた。
私も兄とその仲間たちと一緒にフェスに出かけた時があってね。
ステージの脇で通訳者が手話でRAPミュージックをやっているのを見て、衝撃を受けたの。
こんなに情熱的にメッセージもヴァイブも伝えられるなんて!
音楽や手話というものを越えて、なんていうか、最高の表現だった。
音が聞こえないってどんな世界だと思う?
兄といるときによく考えるんだけど、私が耳を閉じたとしても、それは一緒の感覚じゃないと思うんだ。
でも、みんなが見てる世界も違うはず。聞こえてる音も違うのかも。
私は、そういう繋がっていないかもしれないものを、繋げていくのが好き。
私は、Interpreter。
ただの通訳ってだけじゃなくて、私らしいスタイルで新しい価値観を混ぜながら、多くの人に世界の美しさを伝えていきたい!
SUPERVISOR
大杉豊 教授
筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター 教授
米国ロチェスター大学大学院言語学専攻に留学。 博士(Ph.D.)。
帰国後は全日本ろうあ連盟に6年間勤務後、2006年筑波技術大学に着任。
専門は手話言語学、ろう者学。
デフリンピックや世界ろう者選手権大会など、ろう者のスポーツとその競技大会を統括し運営する団体・国際ろう者スポーツ委員会の副会長も務める。
Service 02
「手話フェイス・スワップ」とは、手話者の顔だけをアバターに差し替え、首から下の動きは手話者のリアルな映像をそのまま使うサービスです。プライバシー保護や肖像権が懸念される際にご活用いただけるサービスで、お客様のニーズにあわせオリジナルの顔を制作することもできます。
Service 03
「WE SHARE 」とはウェブ上のテキストを、1クリックで手話動画でお伝えするソリューションです。
手話者は、KIKIをはじめ他のアバターもお選びいただけます。
Service 04
カメラ1台で撮影した手話者の映像から、動作や表情にかかわるボーンデータを抽出し、手話CG動画を生成します。従来のモーションキャプチャの工程に比べ、より簡易でスピーディーに作成できるため、安価でのご提供が可能となりました。
「合理的配慮の提供」が義務化され手話による情報提供が求められるいま、手話CGサービスはその一助を担えるかもしれません。2013年、手話の普及を目指す「手話言語条例」が鳥取県で初めて制定されて以来、これまで40都道府県、 計591自治体(2025年5月現在)が同条例を制定してきました。2025年11月には、日本で初めて「東京2025デフリンピック」が開催され、ますます聴覚障がい者への情報保障に注目が集まっています。
一方、厚生労働省によると、手話通訳士の不足、福祉サービスの地域による格差、若年層の手話通訳者の確保など課題もあります。
そのような課題の解決策として、「手話CGサービス」をご活用いただけます。実は日本手話を第一言語とする多くの聴覚障がい者にとって、日本語字幕は“日本語話者が外国語字幕を読むような感覚”で、その理解度はさまざまです。つまり、不特定多数の聴覚障がい者に情報保障を十分におこなうためには、手話(手話を第一言語とする人向け)と字幕(日本語を第一言語とする人向け)の両方が必要です。
ぜひ「手話CGサービス」を使って、私たちとともにインクルーシブ社会の実現を目指しましょう!