今年は映画館で甲子園を。

映画「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」
公開日が8月21日に決定しました
https://koshien-movie.com/

日本の夏の風物詩ともいえる国民行事「夏の甲子園」。毎年日本全土を熱狂の渦に巻き込む全国高校野球選手権大会ですが、今年は新型コロナウィルスの影響を受け、第102回を迎える本大会の中止が決定し、100年以上続く歴史の中で史上3度目、戦後としては初めてとなる高校野球界にとっても異例の年となりました。そんな本年、米・シネリック・クリエイティブ/NHK/NHK エンタープライズで取り組んだ国際共同制作作品『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』が劇場で公開になります。


『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』作品情報

2018年、夏の甲子園は100回大会を迎えた。その記念すべき年の特別プロジェクトとして、米・シネリック・クリエイティブ/NHK/NHK エンタープライズで取り組んだ国際共同制作作品。主人公の横浜隼人高校の水谷哲也監督は、30年近いキャリアの中でも特別な思いでこの記念すべき年に挑んでいた。自称「昭和の頑固オヤジ」である水谷は、勝つことのみならず、挨拶や掃除などを徹底し人間形成を重要視。更には、メジャーリーガー大谷翔平や菊池雄星を輩出したる花巻東高校野球部の佐々木洋監督の恩師でもある。この作品ではこの2人の監督の100回大会の年を追いながら、高校野球を日本の社会の縮図と位置づけ、変わりゆく時代を考える。昭和から平成、そして未来へ。時代とともに変えるべきもの、変えてはならないもの…純粋に青春の全てをぶつける高校球児と、教育の最前線にたつ指導者の葛藤、そして喜びを見つめる。

監督:山崎エマ プロフィール

神戸生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持ち、ニューヨークと東京を拠点とするドキュメンタリー映像監督。19歳で渡米しニューヨーク大学映画制作学部を卒業後、エディターとして携わった作品はHBO、PBS、CNNや世界中の映画祭で放送・上映された。長編初監督作品『モンキービジネス:おさるのジョージ著者の大冒険』はクラウドファンディングで2000万円を集め、2017年ロサンゼルス映画祭でワールドプレミア。日本で2018年劇場公開。2019年にはNHK大河ドラマ『いだてん』の紀行番組を担当。その他、『#dearICHIRO』(Yahoo! Japan Creators Program)や『CHAYA 魂の番人〜エイリー舞踊団に捧げた半生』(NHK)なども監督。日本人の心を持ちながら外国人の視点が理解できる立場を活かし、人間の葛藤や成功の姿を親密な距離で捉えるドキュメンタリー制作を目指す。

監督・編集:山崎エマ
出演:水谷哲也、佐々木洋 / 大谷翔平、菊池雄星
プロデューサー:エリック・ニアリ
エグゼクティブプロデューサー:伊藤雄介 常木佳子 安田慎
撮影監督:マイケル・クロメット 音楽:ジェイソン・カミングズ
国際共同制作:シネリック・クリエイティブ、NHK、NHKエンタープライズ
配給:シネリック・クリエイティブ 配給協力:日活
2020年/アメリカ・日本/94分/16:9カラー/5.1ch /ドキュメンタリー
©2019 Cineric Creative/NHK/NHK Enterprises