東京JAZZ 地上広場 “the PLAZA”の歩き方

地上広場“the PLAZA”メインステージ - 第13回東京JAZZより

地上広場“the PLAZA”メインステージ - 第13回東京JAZZより

9月4、5、6日に開催が迫る「第14回東京JAZZ」。本番を間近に控え、ステージ演出のプランニングや来日するアーティストの出迎えの手配、会場でお客様をお迎えする準備が佳境です。
これからチケットを買って行ってみようかなと思っている皆さんはいらっしゃいますか? メイン会場の東京国際フォーラム ホールAの見どころは、このホームページの5月29日の記事東京JAZZの公式サイトをチェックして、ぜひ足を運んでみてください。

ところで、「ジャズはあまり聴いたことがないので敷居が高くて……」とか、「興味はあるけど夏休みの旅行でお金を使いすぎたので……」という皆さん、もしかしてここまで読んで、ページを閉じようとしていませんか? いやいや、もうちょっとだけ、お付き合いください。そんな皆さんにこそご紹介したいのが、誰でも思い思いに、しかも無料でジャズ体験を楽しめる東京国際フォーラムの地上広場“the PLAZA”なんです。
東京JAZZのスタッフは本番を控えて大忙し! なので、ホームページ編集部の市川顕が、「“the PLAZA”の歩き方」をご紹介します。

スタッフへの取材によると、the PLAZAの楽しみ方には、どうやら3つのキーワードがあるようです。
1つ目のキーワードは、「世界のジャズを、無料で楽しめちゃう!」
2つ目は、「リラックスできる都会のオアシス」
そして3つ目は、「聴くだけじゃ物足りないあなたへ!」
それでは、3つのキーワードをテーマに、「地上広場“the PLAZA”の歩き方」、ご紹介していきましょう!

キーワード1 世界のジャズを、無料で楽しめちゃう!

「日本でもストリートジャズのイベントはたくさんあるのですが、東京JAZZの“the PLAZA”は、世界の本物のジャズにこだわって作っています」とは、総合演出でアーティストのブッキング等も担当する、八島敦子エグゼクティブ・プロデューサー(NEP グローバル事業本部 イベント・映像展開)。世界の新進気鋭のアーティスト、さらには実力・人気を兼ね備えたアーティストによる演奏に出会える空間、それが“the PLAZA”なんです。
しかも、ステージまではこの距離!

s01-2メインステージ

アーティストの招へいには、各国大使館や海外の助成団体等のご協力もいただいています。スイス、カナダ、ブラジル、フランス、スウェーデン、オーストリア、イスラエル、オランダ、オーストラリア。ジャズはアメリカだけじゃないんですね。国ごとのカラーの違いを感じてみると、あなた好みの音楽に出会えるかもしれません。

さらに、世界のホープに加わって、日本の学生たちも活躍しますよ!
「小曽根真 presents Jazz Festival at Conservatory All Star Big Band」(9/6 14:15~)には、小曽根真さんの発案で今年初めて開催される、音楽大学の学生たちを対象としたビッグバンドコンテスト(Jazz Festival at Conservatory - 8月30日、国立音楽大学)で選ばれた優秀メンバーによるオールスターバンドが出演! 学生たちの実力のほどにも注目したいステージです。また、「金沢ジュニアジャズオーケストラ JAZZ-21」(9/6 12:45~)では、金沢の小中高校生を中心としたジュニアジャズオーケストラが、元気いっぱいに演奏を披露します。その腕前は、プロも顔負けとか!?

“the PLAZA”のステージは、4日(金)の夕方5:30スタート予定。5日(土)、6日(日)は、朝10:30から夜10:30まで一日中演奏があるので、買い物のついでにでも、ぜひ立ち寄ってみてください。ラインナップは東京JAZZの公式サイトで!

キーワード2 リラックスできる都会のオアシス

s03地上広場で飲食・夜

写真は去年の夜の“the PLAZA”。食事をしたりビールを飲んだりしている人たちの姿が見えます。飲み物や食事を提供する屋台が出店していて、音楽が響く都会の空間で飲食やおしゃべりを楽しめるんです。
例えば、金曜の夜。足を運んでみると、会社帰りとおぼしきYシャツ姿のサラリーマンのグループも多く見られます。一週間の仕事を終えて、いつもなら居酒屋に繰り出すところを、趣向を変えてジャズが流れる屋外の空間でリラックス、なんていかがですか? 仕事の疲れも吹き飛びます!
普段あまりプライベートで交流がない間柄でも、開放的でカジュアルな空間で一緒にスイングしてみると、ぐっと距離が縮まるかもしれませんよ!

屋台の出店は全部で13。東京JAZZ限定の“ジャズモヒート”やジャズ発祥の地と言われるアメリカ南部の名物料理など、東京JAZZオリジナル・メニューもご用意してお待ちしています!

キーワード3 聴くだけじゃ物足りないあなたへ!

JAZZは聴くだけではありません。お客様自身も演奏して楽しみましょう! ということで去年から始まったのが、「朝ジャズ・ワークショップ」です。我こそはという皆さんが得意の楽器を持参して、みんなで東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」と、ジャズのスタンダード・ナンバーを合奏するんです。
去年の「朝ジャズ・ワークショップ」の雰囲気を、ちょっとのぞいてみましょう!

s04朝ジャズ

「朝ジャズ・ワークショップ」のステージ - 第13回東京JAZZより

「朝ジャズ・ワークショップ」のステージ - 第13回東京JAZZより

2枚の写真に写るチェックのシャツの男性、参加者に混じって、演奏をもり立てます。サックス奏者の多田誠司さんです。多田さんには今年もナビゲーターとして出演していただきます。
去年は、ホールAのステージにも出演したギタリストのマイク・スターン、トランペット奏者のランディー・ブレッカーが飛び入り参加するというサプライズがありましたが、今年も大物アーティストがゲスト出演するという情報が!

初心者歓迎! 事前応募制(8月29日締め切り)なので、我こそはという方は、ぜひホームページからご応募を! もちろん、聴くだけでも楽しめますよ。
「朝ジャズ・ワークショップ」のステージは、5日(土)、6日(日)それぞれ朝10:30スタートです!


いかがですか?
東京JAZZ “the PLAZA”、興味を持っていただけましたか?

この“the PLAZA”は、ヨーロッパのジャズフェスティバルを参考に、始まりました。
2002年に東京JAZZをスタートさせるにあたり、プロデューサーの八島さんはヨーロッパ各地のジャズフェスティバルを視察しました。各地のフェスでは、ホールだけでなく、商店街や広場など、町全体の至る所で音楽が奏でられ、人々が思い思いに楽しんでいたと言います。音楽を楽しむライフスタイルが、町の人たちに根付いているんですね。それを東京でもと企画したのが、“the PLAZA”なんです。

丸の内と言えば、皆さんが休日の買い物に出かける銀座や有楽町も近いですよね。買い物のついでに、映画を見終わった後など、東京国際フォーラムまで足を伸ばしてみませんか?
音楽があふれる“the PLAZA”で、スタッフ一同、お待ちしています!

(ホームページ編集部 市川顕)


「第14回東京JAZZ」

9月4日(金)~6日(日) 東京国際フォーラム(東京・丸の内)等で開催
公式ホームページ