NEP30周年記念 SF歴史スペクタクルミュージカル「DNA-SHARAKU」

「NEP Newsletter」12月号より

当社の30周年記念、SF歴史スペクタクルミュージカル「DNA-SHARAKU」にW主演いただいくナオト・インティライミさんと小関裕太さん。今回の取材で初めて顔を合わせたとは思えないほど息もピッタリのお二人に、NEP Newsletterがインタビューしました。

Interview ナオト・インティライミ×小関裕太

写真左から、ナオト・インティライミさん、NEP代表取締役社長 今井環、小関裕太さん

写真左から、ナオト・インティライミさん、NEP代表取締役社長 今井環、小関裕太さん(撮影:源賀津己)

 

「未来・現代・過去」と時空を超えてのこの舞台、今回の大きなテーマでもある「創造する心」ですが、お二人にとって日々が創造の連続だと思います。その創造するパワーの源になっているものがあればお聞かせください。

小関 絵や音楽、観ること聴くことが好きですし、なんでも吸収したい! それが僕の創造するパワーの源だと思っています。そしてそれを表現することが大好きです。ある意味自分の心臓になる部分かなと思っています。

ナオト「白米」パワー! 腹が減っては良い音楽はできぬ!(笑)
そして「旅」! 先日もベトナムにバックパックの旅に出ました。42 か国目ですが国ごとに価値観も常識も違う、新たに見るもの聞くもの、新たに知る自分のアイデンティティ。旅を通じてでしか得られないものがもうひとつのパワーの源。

配役としてナオトさんは2016 年を生きるヒイラギ・ケンジ役を、小関さんは2045 年を生きるユウキ・レン役を演じられますが、その意気込みをお聞かせください。

小関 役としては等身大、絵師という役柄は絵を描くことが好きな主人公が、創造することを許されない時代に生まれ、その時代に反発して生きる力を強くもつ役柄。今回の役を自分自身、芸術を愛するものとして舞台の上で力強く表現できたらと思っています。今日が初対面のナオトさんに、音楽に対する愛や旅の面白さについて教えていただきたいし、舞台を通じてナオトさんの生き方をもっと学びたいです。

ナオト「おいおい止めとけや~」(一同爆笑)未来である2045年は大きな変化があるだろう。でも、人として創造する力、感情、ぬくもり、太陽、何万年も前から絶対的に変わらないもの。これからの30年、時代の波に呑みこまれた時に初めて本当に大切なものが分かりやすく色濃くでてくるのだと思う。今現在でも下を向いてスマホを見ながら歩いている。既にロボットのような…機械に支配されているような…自分自身も含めて感じることがある。そのあたりを小関君はもちろん共演者の皆さん、そして劇場に来ていただく多くのお客様と、このミュージカル「DNA-SHARAKU」で共有したいと思っています。

小関 僕、今! わくわくスイッチが入りました!(笑)


SF歴史スペクタクルミュージカル「DNA-SHARAKU」

世界中の研究者によると、今から30年後、2045年には人工知能が人類の能力を超えるそうです。それはすなわち、人類の終焉を意味すると問題視され、ビル・ゲイツ氏やホーキング博士らも警鐘を鳴らしています。
本作「DNA-SHARAKU」は、そんな人工知能が支配するであろう2116年の未来と、その分岐点となる2045年、さらに2016年の現在と、過去―謎の絵師・東洲斎写楽が活躍する前年、1793年、4つの時代を舞台として繰り広げられるSF歴史スぺクタクルミュージカルです。私たちが持つ「創造する心」が否定された近未来で、魅力あふれる登場人物たちが「創造する心」を取り戻そうとする物語です。
原案は、「天地明察」、「光圀伝」などを著し、「攻殻機動隊ARISE」ではシリーズ構成と脚本を担当した冲方丁、演出・脚本・作詞は、今注目を浴びている気鋭の演出家、小林香。音楽は、日本レコード大賞最優秀作品賞をはじめ、数多くの受賞歴を持つ、井上ヨシマサ、さらに映像演出に、国内外の多数の広告賞受賞歴を誇る齋藤精一(ライゾマティクス)が参加します。

NEP30 周年の総力を結集し、最新映像を駆使した演出と衝撃のストーリーをどうぞお楽しみに!!

◆ミュージカル「DNA-SHARAKU」

【原案】冲方 丁
【演出・脚本・作詞】小林 香
【音楽】井上ヨシマサ
【映像】齋藤精一
【キャスト】ナオト・インティライミ、小関裕太、新妻聖子、坂元健児、田野優花、ミッツ・マングローブ、藤岡正明、Spi、大野幸人、Miz、朝海ひかる、中川晃教、イッセー尾形 ほか


公式ホームページ

東京公演 2016年1月10日(日)~ 24日(日)
新国立劇場 中劇場(東京都渋谷区本町1-1-1)
S席 12,000円 A席 9,000円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可
問い合わせ先
サンライズプロモーション東京
0570-00-3337(全日 午前10:00~午後6:00)
大阪公演 2016年1月28日(木)~ 31日(日)
シアターBRAVA!(大阪市中央区城見1-3-2)
S席 12,000円 A席 9,000円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可
問い合わせ先
キョードーインフォメーション
0570-200-888(全日 午前10:00~午後6:00)
福岡公演 2016年2月6日(土)~7日(日)
〈 前売り開始:2015年12月5日 午前10:00 〉
キャナルシティ劇場(福岡市博多区住吉1-2-1)
S席 11,000円 A席 8,800円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可
問い合わせ先
キョードー西日本
092-714-0159(平日 午前10:00~午後7:00/土曜 午前10:00~午後5:00)

そのほかの記事は、NEP Newsletter 12月号をご覧ください。